#0002 伝統のある日本企業に入れば安泰?

伝統的な日本企業は安泰?

終身雇用の幻想が崩壊しつつある今、伝統のある日本の企業だから安泰、でしょうか?

 

かつては、かれこれ十数年前になりますが、私も日本企業に勤めていました。財閥系の、わりとお堅い感じの伝統あるメーカー企業でした。

 

情報システム部門で4年程、パソコンを配ったりネットワークを引いたりする仕事をしていた後、若かりしころですので、もうちょっと肉食系の仕事がしたい!と思う様になり、社内ベンチャーの部署に異動しました。

 

異動した社内ベンチャーの部署は、社員3名。企業内起業した課長と、技術担当の主任、そして営業初経験の新人に近い自分。あとは皆アウトソーシングで、社外から色んな人が来ていました。

 

オープンイノベーション社内ベンチャーなどというと聞こえは良いですが、その実態は本当に辛いものでした。。客先に行き、問題点を持ち帰るが相談先はいない、2徹、3徹は当たり前、先輩に相談すると、2言3言話しかけたそばから寝られてしまう。。

 

そんな生活が長く続く訳も無く、また業績も上がり続ける訳がありません。業績が悪くなると、会社からの突き上げも激しくなります。"だから私は最初から反対だったんだ"、"だいたい当社の得意分野である領域とかけ離れている"、"儲からないならすぐに潰すべきだ!"。。

 

もちろん良い時もありましたが、悪い時は徹底的にネガティブなループに入ります。
そして、良からぬ事を考える様に。。

 

結局、事業を興した課長が売上を水増ししている事が発覚し、事業の存続が難しくなりました。そして、ほどなくして撤退。。私自身に責任は問われませんでしたが、悪事を押し付ける会社の姿勢に嫌気が差し、会社を辞めました。そこから自分自身これからどう生きるかをよく考え、キャリアを選択しないといけない、という気持ちを強くしました。

 

 

 

#0001 ご挨拶

はじめまして。

外資系IT企業でマーケティングの仕事をしております、keiichizupと申します。

年齢は40代半ば、外資歴は2社で13年程になります。

 

給与的な不満や、将来的にやりたい事に思いを馳せながらの、日本企業からの転職でしたが、当時色々な不安や期待が入り交じり、誰にも相談できずに悶々とする日々を送っていた記憶があります。

 

本ブログでは、そんな思いを持って居られる方に参考にしていただける内容を記していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。